こんにちは、Akariです
化学物質過敏症は個人差がある病気です。
Akariは大丈夫でも、
自分に取り入れたらダメだということも
よくあります。
十分に注意してください。
この記事では化学物質過敏症の人は、
『水』にも注意してほしいということをご説明していきます。
一番身近で、空気の次に
体に取り入れている水のこと、
あなたはどれだけ知っていますか?
人間のカラダは水でできている
みなさんご存じのように、人の体はほとんどが水でできています。
その割合はおとなで60~65%、こどもで70%と言われています。
その水分は汗をかかなくても、尿や便などの排泄物・息のなかに含まれて、
無意識のうちに体の外に出て行ってしまいます。
体の外に出ていく水分は、平均して1日あたり2~2.5Lと驚くほどの量です。
体から水分を出していく中で、有害物質も体の外に出していくように、
ヒトの体は調整されています。
化学物質過敏症の患者さんは、意識して適切に水分を補っていかないと、
体からの毒素の排泄が間に合わず、症状が酷くなってしまう。。。
そんな事もあるんです。
化学物質過敏症の患者さんには,
体によいお水・自分にあうお水を積極的にとってほしいと思います。
必要な水分量はどれくらい?
体から水分が出て行ってしまうのであれば、
その分を、毎日意識して補っていかなければなりません。
1日の食事ではペットボトル2本分、
1リットルくらいの水分が含まれていると言われています。
のこりの1リットルから1.5リットルを水分として補っていくことが必要になってくるのです。
女性では浮腫みが気になる方もいるでしょうが、
細胞が水で満ち足りている状態と、むくんでいる状態は
実は医学的には大きな違いがありますので、注意が必要です。
水道水は体にいいの?
では、身近な『水』である水道水は、
化学物質過敏症患者にどのような影響を与えるのでしょうか?
水道水にはなにが入っているの?
見た目は『水』ですが、どのような成分が入っているのでしょう。
実際に、『水』以外に含まれているといわれる、成分について紹介していきます。
水の中には何が入っているの?
塩素;浄水場から水道の蛇口に届くまでに、細菌に汚染されないように、
安全な水を届けるために塩素で消毒しています。
塩素の使用料には地域差があり、
日本では法令に従って『蛇口で0.1ppm以上』塩素が残留していることが決められています。
この「以上」というのが厄介で、残留する濃度は地域差があります。
0.9-1.5ppm程度が都心部の蛇口では平均的に検出されたと報告されていて、
その濃度はアメリカの20倍以上です。
トリハロメタン;浄水場で塩素を使うときに発生する物質です。
強い発がん性が指摘されています。
日本は塩素の濃度が高いので、必然的に、トリハロメタンの濃度も高くなります。
アルミニウム;浄水の過程でアルミニウムを含んだ薬品を使用し浄水しています。
体に入っても影響がないといわれますが、微量の化学物質にも反応するので、心配ですよね。
鉛やPVC;水道管・給水管の素材が劣化の過程で水道水に溶け出している…
なんてこともあるようです。
これを見て『水道水』って怖い!って思ったあなた。
もう少し、この記事を読んでみてください。
天然水・ミネラルウオーターなら大丈夫??
それでは、天然水とよばれる『水』についても知っておきましょう。
天然水に含まれる成分
天然水は水道水と異なり、地下深くの水(地下水)を採取して濾過などの浄水処理を行い、
食品衛生法に従って提供されたものです。
このように、濾過・沈殿・加熱殺菌や浄化処理を行っていますが、
その方法や使用している薬剤まで、
化学物質過敏症が納得できるレベルまで公表しているところはほとんどありません。
地下水の汚染のニュースも漏れ聞きますので、
採取する環境やその処理方法によっては
何かしらの有害物質が含まれてる…なんてこともあるかもしれません。
これについては「かもしれない論争」や
「疑いはじめたらキリがない状態」になりがちですので、
自分に合うものを模索しましょう。
ペットボトル飲料は??
天然水やミネラルウォーターを手に入れるときに、
比較的入手しやすい方法がペットボトル入りの飲料水です。
種類も海外も含めると、本当にたくさんのものがあります。
私自身がペットボトルに反応するので、
ウォーターサーバーふくめて、使用できないのであまり意見は書けないのですが…
中のお水は大丈夫でも、ペットボトルに反応する人がいたり、
マイクロプラスチックの問題からは、
化学物質過敏症患者はできるだけ避けた方がいいかなぁ…と、おもっています。
最近Akariが取り入れている方法も、あらためて紹介します。