患者になって感じた、他の病気と化学物質過敏症の違い。
実は化学物質過敏症を良くしてくれるのは、
お医者さんではありません。
じゃあ、だれが、どうやって治すの?
Akariが考える化学物質過敏症との向き合い方を
徹底解説していきます。
お医者さんがしてくれることって何?
化学物質過敏症・CS・MCS・香害かもしれないと思った時、
あなたが遠路はるばる、体調不良を押して
受診することのメリットはなんでしょうか?
1つ目は『確定診断がつく』
病名がつくということで、自分の症状や体調不良の原因が判明します。
それにより、自分がどうしていったらいいのか見えてきますね。
2つ目は『症状を軽くするスキルを知ることができる』
病院によって、お医者さんによって方法や手段は違います。
お薬を処方してくれるお医者さんもいらっしゃいます。
その根底にあるものは
どのお医者さんも今の症状を軽くするための様々なスキルと対処法を
あなたに授けてくれているということなのです。
あなたが忘れてはならないこと
一見するとお医者さんがしてくれるのは『薬』をくれることかもしれません。
いまの症状を和らげるために、それは必要かもしれませんが
忘れてはいけないことは、その薬も化学物質でできているということ。
本来あるべき姿はその薬にもたよらず、生きていけることではないでしょうか?
診察での医師や医療スタッフとの会話を思い出してください。
生きていきやすくするためのスキル
いまの症状を軽くするためにできることを教授してくれているはずです。
そして大切なことは、
自己流なアレンジをせずに指示を守っていくこと。
その過程で、今の自分に合っているのかを見極めていくことです。
時には、どれだけ医師の指示を守っても、自分には合わないという事もあります。
それが化学物質過敏症の治療の難しいところなんですけどね。
いま体調が悪いのであれば…
その症状と原因について、一つ一つ考えてみましょう。
だれかの、柔軟剤や消毒などの香害が原因ですか?
それ以外の原因はありませんか?
自分の生活の工夫や見直しで、
今以上に減らせる化学物質との接触や吸収はありませんか?
そのコーヒーやコンビニスイーツ
加工食品や添加物、乳製品
コスメなども実は症状を悪化させている可能性があるって
理解して選択できていますか?
何を選ぶかというときに、
誰かが勧めていたからそれが正しいのだと
盲信して取り入れるという方法はあまりお勧めしません。
医師の指示・治療方針やいろいろなアドバイスに混乱することもあるでしょう。
医療従事者がしてくれることは、 回復のためのその一歩です。
その中から自分に合ったものを選択していけると
きっと1年後・5年後・10年後に
あなたらしく回復・治癒していけるのではないかと思っています。