【辛いことだけ?】化学物質過敏症と新型コロナウイルス【恩恵】

化学物質過敏症
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本日もお読みいただきありがとうございます。

現役看護師で化学物質過敏症・CS・MCS患者のAkariです。

新型コロナウイルスの蔓延による社会の変化、

たとえば、消毒などで体調を崩している患者さんも少なくないと思います。

新型コロナウイルス感染症の蔓延とともに、

化学物質過敏症ライフがはじまったAkariですが

コロナ禍だからこそのありがたく感じた社会の変化が

いくつかありますのでご紹介させていただきます。

マスクをすることが当たり前になった

感染予防対策でマスクをすることが求められています。

花粉症の時期以外にマスクをしている人は、病気かちょっと変な人でしたが、

今はマスクしていない人の方が変な人の扱いを受けてしまいます。

Sick woman in a mask having a difficulty breathing during coronavirus pandemic

そのため、防毒マスクタイプでなければ、

若干色のついた活性炭マスクをしていても

不思議そう・変なものを見る目を向けられることがなくなりました。

おかげで夏もマスクしていても、生きにくくなかったです。

オンラインでできることが増えた

本業の看護師の仕事はやはり『病院で働く』ことが重要ですので

なかなか在宅ワークには切り替えられないのですが、

それに関連した勉強会や学会はすべてオンラインになりました。

このNurse cs.comも、コロナ禍でなければ始めなかったかもしれません。

・サイトを作る

・みなさんに読んでいただける文章を書く

これらもある程度の知識がないと難しいのですが、この勉強もすべてオンラインでできています。

オンラインになったので、『本』『冊子』を読むことも減りました。

印刷物のインクのにおい・新しい紙の匂いに気持ち悪くなるので

これらを触らなくていい・鞄にいれなくていい・家に持ち込まなくていい…本当にありがたいです。

趣味だった、歌舞伎や宝塚・バレエなどの公演をみることは、もうあきらめていました。

化学物質過敏症患者には、色んなにおいのする人込みが無理なんです・・・

でも、それらは生配信・生中継をしてくれるようになりました。

体調を万全にしなくても、なんなら底の時でも

まわりのにおいを気にしなくて 趣味を楽しむことができています。

ネットショップの充実

もともとインターネットで一切販売をしていなかった企業さんが、

数多くオンラインショップを始めてくださいました。

これはIT化という理由だけでなく、

外での消費が減ったための販路拡大が重要になってきています。

いままではデパ地下で購入 → オンラインショップで購入 に変化しました。

Amazonでしか買えなかったところも【オフィシャルショップ】が増えました~

好きなタイミングでおでかけできない

おでかけすると、その後体調が悪くなる化学物質過敏症患者にとっては

体調の維持には本当に必要です。

オンラインで体にあうものを手に入れられる

コロナ禍で消費が落ち込んだ影響もあり、オンラインを通じて購入できるものが増えました。

どこの企業・農家さんも、他社との差別化を図りたい

自企業の特色・こだわりを明確化したいと

以前より細かい情報を提供してくれるようになりました。

除草剤や農薬や栽培方法に十分注意したい化学物質過敏症患者にとって

そういった情報が手に入る・自分で判断できることは

症状を軽くしていくために本当に必要なスキルとなります。

生きやすくなるために、ぜひ身に着けてほしいスキルです。

その中で私が愛用しているのは、『食べチョク』さんです。

食べチョクさんの検索を使うと↓のように、農薬化学肥料不使用など、

自分が食べたい食べものを気軽に探すことができます。

おかげさまで、お付き合いさせていただいている農家さんが増えましたので、

すこしずつみなさんにご紹介していきますね。

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