気になる 化学物質過敏症の症状って??

化学物質過敏症
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その時はある日突然やってくる

ある日突然、今まで使用していた、化粧品・ボディソープ・洗濯洗剤・ネイル・歯みがき粉・ハンドクリーム…全てのものに、体が拒否反応を示すようになります。

少しだるくて、それは疲れたり風邪のひき始めのような些細な症状です。

何が原因かわからないうちは幸せです。

少しずつ悪くなる

原因を除去しない限り体は反応し続け、その反応はいつしか日常生活を送れない…

そんなレベルになってしまいます。

ここからは、Akariが日々感じている いろいろな症状を挙げていきます。

その原因のにおいやエアロゾルを吸い込むだけで、咳や吐き気、めまい、息苦しさを感じます。

ひどいときには立っていられなくなります。

歯磨き粉を使うと、口の中の皮がペロッとむけたりします。

ネイルを塗ると爪が染みます、除光液もです。

コンタクトを入れれば、目がかゆくなり白目が真っ赤に腫れてしまいます。

いろいろな物に触れると蕁麻疹が出たり、皮膚が痒くなったり、時間が経ってただれたりします。

ぶつけた記憶もないのに、腕や足に内出血ができます。

虫さされを掻いただけで、内出血ができて数か月治らなくなってしまいます。

体のだるさ、思考のもやもや、情緒不安定さは続きます。

その頃には、何か変かも?と思うはずです。

欝かな?

風邪かな?

もしかして、コロナかな?

風邪薬を飲んでも、痛み止めを飲んでも、体調はすっきりしません。

イライラしたり、憂鬱になったり、眠れなくなったり 

不定愁訴といわれるようなさまざまな身体症状が出現します。

実際の症状は?

化学物質過敏症として一般的にあげられている症状には以下のようなものがあります。

軽症の場合には、体の疲れや風邪、また女性であれば、更年期障害などとの鑑別が難しい場合が多くあります。自律神経失調症や心身症、精神疾患を疑われる場合も多いです。

自律神経症状

発汗異常、手足の冷え、疲れやすい、めまい、ふらつき、振戦

神経・精神症状 

不眠などの睡眠障害、不安感、うつ状態、頭痛、思考力低下、記憶力低下、集中力低下、意欲の低下、易怒性、興奮性、攻撃性。落ち着きがない。運動機能障害、四肢末端の知覚障害、関節痛、筋肉痛、筋力低下、起立性調節障害

気道症状

のどの痛み、鼻の痛み、気道の乾燥感、気道の閉塞感、風邪をひきやすい、呼吸困難

消化器症状

下痢、特に便秘、悪心、嘔吐、腹痛、食欲不振、過食

感覚器症状

目の刺激感、羞明(まぶしい)、目の疲れ、ピントが合わない、視力低下、鼻の刺激感、匂いに敏感になる、味覚異常、音に敏感になる、鼻血、皮下出血

循環器症状

動悸(心悸亢進)、不整脈、胸部痛、胸壁痛、高血圧

免疫症状

皮膚炎、蕁麻疹、喘息、自己免疫疾患、鼻炎、花粉症、発熱、リンパ節腫張

泌尿生殖器・婦人疾患

生理不順、不正性器出血、月経前困難症、頻尿、乏尿、排尿困難、尿失禁、膀胱炎

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このように症状が多岐にわたり、一見すると非定型でどこにでもある症状であること、

それがこの病気の診断と発見を難しくしていると言えるのです。

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